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骨粗しょう症を防ぐには

24/04/15 12:41

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【目次】

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症の予防

食事のポイント

 

 

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、平均寿命の延伸と共に年々増加傾向にあります。

骨の中のたんぱく質やミネラルが溶けだして骨量が減少して骨がスカスカになり、腰痛や骨折を引き起こします。骨粗しょう症による骨折は、日常の活動性(ADL)や生活の質(QOL)を低下させ、要介護状態に至る原因となります。

 

 

 

骨粗しょう症の予防

若いうちから骨粗しょう症に対する危機感を持ち、食事と運動に気を配ることが重要です。特に、思春期にあたる小学生~高校生の間に骨量が増加するといわれているため、この時期の食事や運動習慣が老後の骨密度に影響するといわれています。

また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びることでもつくられます。そのため、適度な日光浴をすることは、骨の健康維持に役立つといわれています。

 

 

食事のポイント

①カルシウム

カルシウムは骨の材料となるため、骨量や骨密度の維持に欠かすことのできない栄養素です。

【カルシウムを多く含む食材】

・乳製品(牛乳やチーズ、ヨーグルト)

・大豆製品(豆腐や納豆)

・魚介類(干しエビやしらす)

・海藻類(ひじき)

 

②ビタミンD

ビタミンDは、腸管からのカルシウムの吸収や再吸収を促進する働きがあり、骨の健康維持には欠かすことのできない栄養素です。

【ビタミンDを多く含む食材】

・魚介類(鮭やサンマ、いわし、ブリ)

・きのこ類(椎茸やきくらげ)

③ビタミンK

ビタミンKは、カルシウムが骨に定着するのを助ける働きがあります。

【ビタミンKを多く含む食品】

・葉物野菜(ほうれん草、春菊、モロヘイヤ、小松菜など)

・納豆

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