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季節と栄養「食欲の秋」

23/06/27 17:19

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秋というと、「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」などが思い浮かびます。 
秋には、栗や柿、さんまなど美味しい食材も多くあり、ついつい食べ過ぎてしまうなんてこともあるのではないでしょうか。 
秋に食欲が増す理由と、食べる際のポイントについてご紹介します。

 

 

【秋に食欲が増す理由】

 

 

 

●夏に比べエネルギー消費量が上がる

  夏から秋になり外気温が下がると、体温を維持しようとエネルギーを多く消費します。

  そのため、失った分のエネルギーを補おうと食欲が増すと考えられています。

 

 

 

●日照時間の影響

  脳から分泌される物質に、満腹感を与えて食欲を抑える働きのものがあります。

  この物質は、日光に当たる時間が長いほど分泌量が増えるため、夏に比べて

  日照時間が減る秋には、分泌量が少なくなり、食欲が増すと考えられます。

 

【食べる際のポイント】

 

旬の美味しいものを食べることは生活を楽しむ上で大切なことです。 
しかし、食べ過ぎには注意しなくてはいけません。美味しく食べ続けるためにも、意識したいポイントについて紹介します。

 

★水分はしっかりとりましょう

 

食事の前にコップ1杯の水分を飲むことで、空腹感が落ち着きます。また、排泄も促してくれます。

 

 

★よく噛みましょう

よく噛むことが満腹感に繋がります。また、胃や腸の動きも活発になり、消化を促します。

 

 

 

★食物繊維も一緒に

食物繊維は余分なものを吸着し、排泄を促したり、腸内環境を整えることにも役立ちます。

 

 

【旬の食材】

 

銀杏

炭水化物、ビタミン、ミネラルなど栄養素が豊富な食べ物です。 
しかし、食べすぎると銀杏に含まれる成分により消化不良が起こります。 
食感や味が癖になり、ついつい食べ過ぎてしまいそうですが、気を付けましょう。保存する際には、殻から出し、中の実だけを冷凍保存すると、長持ちします。

 

 

さば

DHA、EPAという栄養を豊富に含んでいます。 
DHAは、血液中の中性脂肪を減らす効果があり、EPAは、血管を拡張する働きがあります。 
生臭さや脂っぽさが気になる方は、塩焼きは塩を一度ふって30分程おいてから、味噌煮は酢をたらして身を引き締めてから煮ると、さっぱりした味に仕上がります。

 

 

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