健康で長生きするために
23/07/05 10:26
「人生100年時代」という言葉をよく耳にするように、近年は医療の発達などから100歳まで生きる人が珍しくなくなってきました。
そんな中で、「どうせ長生きするのなら、健康でいたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は食生活の面で、健康で長生きするヒントをまとめてみました。
【目次】
・「健康寿命」とは
・食事のポイント
・最後に
・献立例
「健康寿命」とは
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことで、一般的な「寿命」とは別の期間です。健康寿命を延ばすためには、年齢に応じた様々な疾患を予防することが大切です。
特に、年を重ねるにつれて増えてくるのが「低栄養」です。
食事のポイント
健康で長生きするために大切になるのが「食事」です。特に、体に必要なエネルギーが不足している「低栄養」状態は、特に高齢者で起こりやすく、骨折や誤嚥性肺炎など病気の引き金になりかねません。この状態を予防するために、ポイントを押さえて食事を工夫してみましょう。
① 1日3食「バランスの良い食事」を
食事は回数とバランスが重要です。1日の食事が2回以下の方は、3回以下の方に比べ、栄養素が不足していたり、偏ってしまっていたりする傾向があります。
また、1回の食事の品数が少ないと、食事全体の量が少ない場合が多く、低栄養状態になりやすいです。決まった時間に1日3食を、主食・主菜・副菜のバランスを意識して食べることで、低栄養予防につながります。
② 食べやすくなる工夫を
加齢に伴い、味覚や噛む力、飲み込む力がだんだんと衰えていきます。
食材は小さめにカットしやわらかめに調理したり、片栗粉などを使ってとろみをつけたりすることで食べやすくなり、誤嚥予防にもなります。
③ 「共食」しましょう
共食(誰かと一緒に食べる)は孤食(一人で食べる)に比べ、より健康を意識した食事を摂ったり、規則正しい食生活につながったりと、よいことがたくさんあります。
また、誰かと一緒に食事をすることで、食事が楽しみになり、自然と食欲もわきます。
最後に
低栄養を予防するためのポイントはいくつかありますが、一番は「食事を楽しむこと」です。
バランスや食事内容を意識しすぎてしまうと、食事を用意するのが億劫になってしまい、結果食欲が減ってしまっては意味がありません。
ポイントはできる限り意識し、「食事を楽しむこと」を最優先にすると、自然と食欲もわいてくるはずです。
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