胃ろうと介護
23/07/11 14:15
【目次】
・胃ろうとは
・胃ろうのメリット・デメリット
・胃ろうの方の介護
1.胃ろうとは
胃ろうとは、胃に直接栄養を送り込むための穴のことです。自発的に食事摂取ができない方が、胃に穴を空けて専用のチューブを挿入することで、栄養補給が可能になります。胃ろうを作っても口から食べることが出来るため、口腔摂取のリハビリを続けるのが望ましいと言われています。
2.胃ろうのメリット・デメリット
〇メリット
・経鼻栄養に比べ、利用者の痛みや体の負担が少なくて済む。
・嚥下障害による誤嚥性肺炎のリスクが、経鼻栄養に比べて低い。
〇デメリット
・皮膚に炎症を起こす可能性がある。
・カテーテルや栄養の管理などに対応できるスタッフが必要。
・認知症の方の場合、自分でカテーテルを抜いてしまうことがある。
3.胃ろうの方の介護
①口腔ケアを行う
胃ろうにすると、口からの飲食が減るので、誤嚥性肺炎も起こらないと考えがちですが、細菌などが絡んだ痰や唾液を誤嚥することで誤嚥性肺炎を起こす場合があります。常に口の中を清潔に保ちましょう。
②身体を清潔に保つ
胃ろう周辺の皮膚は、栄養剤や胃液が胃から漏れ出ることにより、皮膚炎を起こしやすくなります。胃ろうをよく観察し、清潔を保つように心がけましょう。
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